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[mini diary]

2024年11月17日

工房からの風を終えて

【工房からの風を終えて】


先月末に開催された「工房からの風」から約3週間が過ぎました。



終えた直後はまだ感情が整理出来ていないので、何も語れずボーっとしてるか微妙な顔をしていたと思います。



時間をかけて振り返ることで、ようやく記事にまとめられる位に整ってきました。



年明けあたりに今後の作家活動について考えた時、このまま同じことを繰り返した先に何があるのだろう…と先が全く見えなくなってしまったんです。



その時、本当に風のようにふと脳裏をよぎったのが「工房からの風」でした。


公式サイトを見ると一次募集は既に締め切っていて、二次募集の締め切りが迫りつつあるタイミング。


シンプルに“新しい世界”が見たい、その一心で応募しました。


(私が自分から積極的にこのような行動をするのはとても珍しい。)



私も自分の持ち場があるため、じっくりと他の作家さんの作品を見ることは叶わなかったのですが、


その2日間はものづくりの濃度が濃い方々が集まった、“初めて見る世界“でした。



売上的には想定を下回る厳しい結果になりましたが、今の自分がやれるだけのことをして臨めたこと、そして本当に新しい世界が見れたこと、の2つは何にも代え難い収穫です。



初めてご挨拶させて頂いたお客様、


「お昼食べた?」「トイレ行かなくて大丈夫?」など、作家さんならではの気遣いでフォローして下さった風人の皆様、


連絡のメールの度に作家のことを慮り、当日に至るまでだけではなく、本番の2日間とその後も優しくお声掛け下さり隅々まで配慮して下さったディレクター稲垣様、スタッフの皆様、


そして応援して下さった地元青森の皆様、


本当にありがとうございました。



「もっとこの世界見てみたい」そう思えた2日間でした。


天野琴音

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​漆作家|天野琴音

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