[mini diary]
2025年12月28日
北のクラフトフェアを振り返って。
こんにちは。
今年の冬はまだ雪も少なく、穏やかに年末年始の準備を進めております。
今年の振り返りは今年のうちにと思い、10月の「北のクラフトフェア」を振り返りたいと思います。
クラフトフェアの殆どは公募制でエントリーシートを作成して申込み選考されるのですが、その度に
「あなたのことを教えて下さい。」
「あなたは何を作っているのですか。」
と、これ以上ないほどシンプルで逃げようのないこと=ある種の〝覚悟〟を問われているのだとも思います。
なぜなら半端なことをしていたら、言葉を濁して答えてしまう問いだから。
シートの制作中は嫌でも自分と向き合わなけれならず、その作業だけでも私にとっては学びがあるのです。
それ故に選考通過の連絡が届いたときは過呼吸気味になり、声を出して泣いてしまいました。
漆の作品は数ヶ月前からコツコツ作り進めなければならないので、直前にあせって作業することはできないのですが、本番の2,3週間前くらいから就寝中途中で「ハッ」と起きてしまうことが続き、見えないプレッシャーとも戦う日々でした。
(※普段は朝まで起きませんし、他のクラフトフェアの時も睡眠では悩みませんでした。)
イベント当日は、様々な再会や出会いに恵まれました。
「工房からの風」と「まつもと」の出展を覚えていてくださった方、「まつもと」でお箸を購入して追加のお品をお求めに来られたお客様、地元青森から遊びに来てくださったお客様方などなど。
初日にご来場し、次の日に再来してくださった外国人のお客様にアートピースの器をお買い求めいただいたのですが、アートピースの器作りはライフワークにしていたのでこれまでの努力が報われた気がして思わず涙を流してしまいました。
そして、本展のスーパーバイザーの皆川様にも作品をご覧いただき、短い時間でしたが少しお話もできました。
それから、他の出展作家さまたちの素晴らしいこと!
もの作り/素材と深く濃く向き合われていることがビシビシと伝わる作品を制作されてる方々が多く、頭が下がる思いで拝見し、「私はまだまだ、もっと頑張る!」と静かに心の中で拳を上げました。
雨天で肌寒かったけれども、その2日間はまるで宝物のような時間でした。
私達作家が数ヶ月前から作品を作り続けている間、イベントスタッフの皆様も長い時間をかけて準備してくださったのだと思います。
盛岡の街全体が盛り上がっていて、地域にイベントが根付いている様子も魅力的でした。
当日はとにかくバタバタしていて直接スタッフの方にお礼を伝えるタイミングが無いので、この場をお借りして感謝申し上げます。
スタッフの皆様、選考委員の皆様、お越しいただいたお客様、素晴らしい体験をありがとうございます。
そして、いつも良い距離で見守ってくれている友人、家族、パートナー、SNSで応援してくださる皆様も、ありがとうございます。
私が前を向いて歩き進めていけるのは、皆様のお陰です。
北のクラフトフェアの振り返りは以上となります。
来年もイベントのお知らせや振り返りなど、コツコツとこちらのHPからお便りのように発信していくつもりです。
ゆく年くる年、良い時間をお過ごしくださいませ。
天野琴音